[2級土木]工程管理について

令和元年度2級土木施工管理技術検定 学科試験(後期) №50

工程管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)工程表は、工事の施工順序と所与の日数などを図表化したものである。

(2)工程計画と実施工程の間に差が生じた場合は、あらゆる方面から検討し、また原因がわかったときは、速やかにその原因を除去する。

(3)工程管理にあたっては、実施工程が工程計画より、やや上回るように管理する。

(4)工程表は、施工途中において常に工事の進捗状況が把握できれば、予定と実績の比較ができなくてもよい。

答えは(4)!

解説

(4)が間違いだよ。工程管理は予定と実績の差を確認し、問題があれば修正しなければいけないんだ。
予定よりも進んでいればいいんでしょ?何がいけないの?
予定していたよりも進んでいた理由がわかれば今度予定を立てる時に役立つよね。それに、工程が早く進んでいたら次工程の調整(フォローアップ)をしなくてはいけないからさ

平成30年度 2級土木施工管理技術検定学科試験(後期) №50

工程管理曲線(バナナ曲線)に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)上方許容限界と下方許容限界を設け、工程を管理する。

(2)下方許容限界を下回ったときは、工程が遅れている。

(3)出来高累計曲線は、一般にS字型となる。

(4)縦軸に時間経過比率をとり、横軸に出来高比率をとる。

答えは(4)!

解説

Kentemlinkより抜粋https://kentemlink.jp/partnerwriter/tokonami/40757/
上の図がバナナ曲線だよ。実施工程と予定工程を挟むように2つの線があるね
上下の線は一体何を表しているのかな?
上の線が上方許容限界曲線といって、実施工程がこの線をこえてしまうと工程に無駄がある可能性がある。
下の線は下方許容限界曲線といって、実施工程がこの線をこえていると現場が遅れているので突貫工事となり、経済的な現場運営ができていないんだ。
(4)は図のとおり縦軸に進捗率横軸に時間が正解です。

平成30年度 2級土木施工管理技術検定学科試験(前期) №50

工程表の種類と特徴に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)ガントチャートは、各工事の進捗状況が一目でわかるようにその工事の予定と実績日数を表した図表である。

(2)出来高累計曲線は、工事全体の実績比率の累計を曲線で表した図表である。

(3)グラフ式工程表は、各工事の工程を斜線で表した図表である。

(4)バーチャートは、工事内容を系統立て作業相互の関連の手順や日数を表した図表である。

答えは(4)!

解説

http://www.civil.ce.nihon-u.ac.jp/~iwaki/ew-em.pdf
(4)のバーチャートは作成が容易で、各作業の作業日数を把握できますが、作業相互の関連は不明です。
作業相互の関連を知るためにはネットワーク式工程表を使いますが、作成するのに時間と経験が必要になります。

まとめ

今回は工程表について解説しました。まとめと補足です。
まとめと補足

・工程表は工事の途中でフォローアップ(修正)が必要。

・バナナ曲線は縦軸に進捗横軸に日数をとる工程表で上方、下方の真ん中に収まるよう工程管理する。

・バーチャートは作成が容易で各作業の作業日数を把握できる。

・ガントチャートは進捗率を把握できる。

・ネットワーク式工程表は各作業の関連を知るために有効だが、作成に時間がかかる

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